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NUDIBRANCH AND SEA SLUGS

奄美大島のウミウシについて

奄美大島のウミウシシーズンは毎年12月から6月頃まで。
これまで約400種以上のウミウシが観察されています。
初めて奄美大島にお越しになる方が、ウミウシダイビングをより楽しんでいただくために、このページを作成しました。

ウミウシとは 特徴や名前の由来について

ウミウシとは、大きく分類するとタコやイカなどと同じ軟体動物、さらには巻貝の仲間と言われています。
「海牛」という名前の由来には諸説ありますが、「水中を牛のように歩く姿から」や「触角が牛のようだ」など。
英語では、Nudibranch(直訳すると裸の鰓)やSea Slug(直訳すると海のなめくじ)などとも呼ばれています。

ウミウシと一言に言っても、様々な種類がおり、日本だけで約1200種類、海外の種も含めるとざっと2000種類以上は確認されています。
その姿は、とてもカラフルで派手なものから「どうしてそんな色や模様をしているの?」というような奇跡的なものまで「海の宝石」と呼ばれる所以となっています。
奄美大島では、ウミウシ写真家の今本淳氏らのご功績により、現在約400種以上のウミウシが観察されており、今後も増えていくと予想されます。

そんなウミウシパラダイスな奄美大島の魅力をさらに伝えるべく、ここではウミウシのシーズナリティやウミウシダイビングをより楽しんでいただくための情報を書いていきます。

ウミウシダイビングは毎年12月〜6月頃がおすすめ

まず、年間を通して、ウミウシの種類と観察数ともに多いのは、12月〜6月頃までとなります。(新屋調べ)
とにかくたくさんウミウシ見たい方へおすすめのトップシーズンは、3月~5月上旬です。

ウミウシにもシーズナリティがある

実はウミウシにもシーズナリティがあり、「〇〇ウミウシが見たいです!」という場合に「〇〇ウミウシは毎年春先のビーチポイントで観察できます。〇〇ウミウシは○月頃のボートポイントですね。」ということも。
食べ物に旬があるのにも似ていますよね。
さらにはウミウシには、日中に多く見られるものと、夜行性のものといるので、まるでポケモンのようです。

ですので、もし事前に見たいウミウシが決まっている場合は、お問い合わせいただくと「それなら、いつ頃がおすすめですよ。」などとお答えできることもあります。

具体的なシーズナリティについては下記「ウミウシシーズナリティ表」をご覧いただくか、今後作成していきます「奄美大島ウミウシ図鑑」HPやInstagramを見ていただくと、その時の旬なウミウシや過去のウミウシデータがよりわかると思います。

1月~3月はビーチポイント 4月以降はボートポイントもおすすめ

特にビーチでもボートでも、どちらでも構わない場合、ウミウシダイビングをより楽しめるのはビーチポイント。
12月~2月頃までは、太平洋側のウミウシパラダイス「手広海岸」にエントリーしやすい為、ビーチが断然おすすめ。
逆にこの頃のボートポイントは時化が続くため、ウミウシも隠れてしまうのか観察できる数が少なくなります。

3月からはビーチ・ボートダイビング共に、東シナ海側で潜ることが増えてきます。
ビーチポイントだと「倉崎海岸」や「ピアテグリ」、ボートポイントだと「バベル」や「山本スペシャル」「立神」などが、それぞれ違ったウミウシが観察できておすすめです。

ウミウシパラダイスの「手広海岸」に入ることができれば、それが一番なのですが、北風が続く冬の間(12月~2月頃)しかコンスタントに入ることができないです。
その他、ウミウシポイントを日々開拓しておりますので、HPには載せられない秘密のポイントもあったりします。

「ウミウシがたくさん見たい!けれどもビーチはしんどい、、、」という方は、春先からの方が水温も高くボートポイントでもウミウシが増えてきておすすめです。
特にどちらでも構わない場合は、「ウミウシシーズナリティ」などを参考にしつつ、見たいウミウシがいるもしくはウミウシがたくさん見られる季節にお越しいただくと、より楽しめるかと思います。

【まとめ】
・12月~2月はビーチダイビング「手広海岸」がおすすめ
・3月~6月はビーチダイビング「倉崎海岸」「ピアテグリ」、ボートダイビング「バベル」「山本SP」「立神」などがおすすめ

ウミウシシーズナリティ表

あくまで個人の経験則にもとづく見解となりますが、「ウミウシ大好きなインストラクターが言ってることだし」と参考にされてみてください。(違ってたらごめんなさい汗)

季節1月2月3月4月5月6月7月-8月9月-11月12月
ウミウシの数下旬から多くなる多い多い多い中旬頃まで多い少なくなりはじめる種数は少ないが探せばいる(おすすめはモウミウシ)1年で1番少ない増え始める
おすすめポイント太平洋側ビーチ太平洋側ビーチ東シナ海側と太平洋側と両方東シナ海側ビーチ&ボート東シナ海側ビーチ&ボート東シナ海側ビーチ&ボート東シナ海側ボート東シナ海側ボート太平洋側ビーチ
どんなウミウシが多い?ミノ、嚢舌目嚢舌目、ミノ嚢舌目、ミノ系、ドーリス、ウミコチョウ嚢舌目、ミノ系、ドーリス、ウミコチョウドーリスドーリスモウミウシモウミウシ嚢舌目、ミノ
推し!おすすめウミウシ アマミウミコチョウアマミウミコチョウアマミウミコチョウ、ウテンミノウミウシツガルウミウシSP、ウテンミノウミウシツガルウミウシSP、ウテンミノウミウシツガルウミウシSPウサギモウミウシなどアマミウミコチョウ

ウミウシダイビングに必要な器材や格好など

上記読んでいただくとわかるとおり、基本は冬から春先がウミウシのメインシーズンとなります。
1月頃から6月頃にお越しいただくことを考えると、12月~4月はドライスーツ、5月~6月はドライもしくは5mm~6.5mmのウエットスーツがおすすめです。
ウミウシダイビングを行うポイントは、ビーチポイントが水深10M前後、ボートポイントで5~18M前後と比較的浅いところも多く、安全の範囲内で60分程度潜ることもあります。
なるべく水中では長時間潜っても寒くないような格好をされてくると、より楽しんでいただけるのではないかと思います。

「奄美大島ではどんなウミウシが見られるの?」という方は、HP 奄美大島ウミウシも参考にされてください。
どんなウミウシがいつどのポイントで観察できているか、目安わかるので、来島される時期の参考になるかと思います。
奄美大島のウミウシ図鑑

その他、下記ページにも色々と奄美大島の情報を載せておりますので、参考にされてください。

ウミウシダイビング

奄美大島の概要&アクセス

シーズンごとの見どころ・気候